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フライパンでパン作り!
オーブンなしでもおいしいパンが焼ける!?

専用の道具がないと作れないと思われがちなパン作り。実はフライパンひとつで簡単にできることをご存じですか? オーブンもホームベーカリーも必要なし! 初めての方でも気軽にトライできるパンの作り方と、パン作りに向くフライパンの特長についてご紹介します。(2016年12月12日作成)

こんにちは。アサヒ軽金属スタッフのカオリです。

自他ともに認めるお料理好きな私ですが
パン作りだけはちょっぴり苦手でした・・・。

オーブンで何度かパンを焼いたことはあるんですが、生地をこねるスペースがいるし、作った後の掃除も大変だったりしていつの間にかやらなくなっていたんです。

でも、アサヒに入社してから「フライパンでパンが作れる」と知り、これなら!とチャレンジしてみたところ、予想以上に手軽&簡単でびっくり。
なんといっても、いつものフライパンで気軽にパンを作れるのがポイントです。

ライパンでパン作り

フライパンひとつでOK!基本の簡単パン作り

フライパンで作るパンレシピは、本当に簡単。
『こねる ⇒ 発酵 ⇒ 焼く』 の3ステップだけ。
しかも、その3ステップすべてフライパンひとつでできるんです!

ステップ1:こねる

まず、フライパンにパン生地の材料を入れて混ぜ合わせます。

フライパンでパン生地をこねる

パン作り初心者にとって、生地をこねる作業はすごく大変なイメージが・・・。
でも何度かやって慣れてくると、コツがわかってきます。
手のひらを使って押し伸ばすように、しっかりパン生地をこねてくださいね。

ステップ2:発酵

次に、こねたパン生地の発酵です。

フライパンでパン生地の発酵

1次発酵、2次発酵ともに30分程度、火を止めて放っておきます。
付属の蓋があれば生地が乾燥しないので、使い捨てのラップや布きんは必要ないんです。

ステップ3:焼く

成形したら、パン生地をフライパンへ。

パン生地の成形

火の当たりがやわらかいフライパンを使って、弱火でじっくりと両面を焼きます。
わが家はガスコンロですが、IHなどお使いの加熱機器によって火力の具合は異なりますので焼きながらちょうど良い火加減を探ってくださいね。

リンク:My.asa(マイアサ)|アサヒユーザーのための料理のおともサイト

オーブンとはひと味違う 『フライパンでパン』の魅力

いかがですか?
フライパンで簡単にパン作りができるイメージが
なんとなくわいてきましたか??

フライパンでパンを作る魅力は、なんといっても手軽で、おいしいところ!
以前は、パンを作るためには、まずボウルを用意して、パンをこねるスペースを確保して、オーブンを温めて・・・と
下準備を考えただけで、腰が引けてしまってたんですよね。

それに比べると、フライパンはラクラク!
最初はオーブンのようにうまくできるかが心配でしたが、オーブンとは違った優しい味わいに出合えたのも、うれしい驚きでした。

こねるスペースや道具がほとんど必要ない

こねる・発酵・焼く の3ステップすべてがフライパンの中でできるから、道具はいつもこれひとつ。

こねるための広いスペースを確保しなくていいし、ボウルやラップ、もちろんオーブンも使いません。
準備や後片付けがラクな分、思い立ったらすぐに作れますね。

ホームベーカリーと違って、フライパンは毎日の料理に使えるので、「使わない時はどこにしまっておこう・・・」と悩むこともありません。

自然な甘みを感じる優しい味

フライパンで焼いたパンは外側がカリッと香ばしく、中はふ~んわりと仕上がります。
手作りとは思えないほどGoodなできばえです♪

フライパンで焼き上げたパン

私がお仕事をご一緒した、同じフライパンを使っている料理研究家さんによると、オーブンで焼くよりも優しい味に仕上がることが多いとか。
確かに、蒸すように焼くことで塩の角がとれるのか、自然な甘みが際立ちます。

体にやさしい無添加のパンを、自宅で手軽に作れるのもうれしいですよね。
フライパンなら手軽なので、我が家ではしょっちゅう手作りの無添加パンが食卓に並びます。

パン作りに最適なフライパンって?

どんなフライパンでもパンは作れますがよりパン作りに適したフライパンの材質や形があるんです。
詳しくご紹介しますね。

コーティングされたフライパン

パン生地をこねる時、あっちこっちに生地がくっつくのが嫌・・・という方も多いですよね。
フライパンでパンを作る場合、こねる作業もフライパンの中で行えるのでこねやすさは大事なポイント。

内面がコーティングされていれば、フライパンの中で生地をこねられて省スペース。
パン生地がくっつかずスムーズにこねることができます。
だから打ち粉もいらず、キッチンを汚しません。
焼く時に油を塗ったり、クッキングシートを使う必要もありません。

ほどよい深さは必須!蓋付きであればベター

パンを焼くときには高さが必要なので、深型のフライパンがベスト。
ほど良い深さがあると、材料を混ぜる時に粉の飛び散りも防いでくれます。

パン作りに最適な深型のフライパン

加えて、専用の蓋が付いているもの。ガラス製ならよりベター。
発酵時にラップや布きんが不要なだけでなく、
ガラス製なら発酵具合や焼き具合が見えるので、初めてのパン作りでも安心です。

結論:焦げにくいグラビティー鋳物が◎

フライパンでパンを焼くときに難しいのが、火加減。
生地を焦がさずにふっくらと焼き上げるには、細かい火加減の調整が必要です。

コーティングされたフライパンで多いのがアルミ製のものですが、軽量のものは火の当たりが強く焦げやすいので、弱火でじっくり焼きたいパン作りは難しくなります。

焦げたパン

パン作りに最適なフライパンは“火の当たりがやわらかく焦げにくい” タイプのもの。
しっかりした厚みがあり、ちょっと重めのフライパン、
いわゆる鋳物と言われるタイプです。

鋳物とは金属を溶かして型に流し込んで作る製品のこと。その鋳物の中でも、金属を流し込む時に圧力をかけずに自然の重力を利用する「グラビティー(重力)鋳造」がパン作りには最適!
この製法だと金属を流し込むときに気泡が入り、それにより全体に均一に熱が伝わるだけでなく、火の当たりがよりやわらかくなり、火加減に失敗しづらいんです

蓋をすればパン生地の水分蒸発を防ぐので水分を保ちながら、じっくりとムラなく均一に焼けパンの表面は香ばしく、中はふんわりと、おいしく仕上がります。

表面は香ばしく、中はふんわり仕上がったパン

これからパン作りにトライしたい方は、まずフライパンを見直すのもアリかも。
パン作りはもちろん、毎日の料理にも活躍する、使い勝手のよいフライパンにしてみてはどうでしょうか?

フライパンひとつで色々なパンが焼ける!

フライパンで作れるパンって、シンプルな基本のパンだけじゃないんです。
材料や形をちょっと変えた、アレンジパンも楽しいですよ。

最後に

自分で選んだ材料で手作りできるって、やっぱりいいですね。
特に家庭を持ってからは、その気持ちがより強くなりました。

わが家は夫婦2人ですが、子どもができたら、もっともっと食べ物への意識が高まりそう。
子どもには特に、安全で安心な食材を使って
愛情たっぷりの手作り料理を食べさせたいなぁ・・・って思います

自宅でパン作りを楽しみたい方はもちろん、
大切な家族の食の安全を気にされる方にも。
手軽で簡単に作れるフライパンのパン作り、ぜひおすすめしたいです。

オールパン
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この記事を書いたライター

カオリ

カオリ

食べることが大好きで、仕事でも家でも「おいしいお料理を作ること」を中心に考えています。結婚してからは、家族の体にもおいしい料理を研究中。新しい食材にもどんどん挑戦して、皆さまに役立つ情報をお届けできるように頑張ります☆

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